タックスナップは、銀行・カードの取引取込から仕訳、確定申告書の提出までをスマホで進める確定申告アプリです。ただし、誰にでも合うわけではありません。2026年7月15日時点ではiPhone向けで、法人申告、不動産所得、農業所得は対象外です。この記事では、登録前に見る条件、料金、14日間の無料期間で試す手順を、公式情報から整理します。
結論:iPhone中心で取引が増えた人なら候補。対応条件を先に見る
タックスナップはiPhoneで記帳・申告したい人の候補です。Android利用者、不動産所得・農業所得がある人、取引が少なく無料管理で足りる人は、登録前に別の方法も比較します。
最初に見る項目 | 2026年7月15日時点の確認結果 |
|---|---|
対応端末 | App StoreではiPhone用アプリとして提供。Android利用者は別サービスを比較 |
申告者 | 個人の確定申告向け。法人申告には非対応 |
所得区分 | 事業所得・雑所得などを扱う。不動産所得・農業所得には非対応 |
無料期間 | 公式サイトで14日間無料を案内。終了日と課金方法は登録画面で確認 |
無料で済む可能性 | 公式サイトでは「控除のみ・雑所得」の申告を無料で行える旨を案内 |
判断は簡単です。端末と所得区分が対象外なら、機能や評判を比べる前に候補から外します。対象内なら、自分の口座・カード・売上を少量だけ入れ、作業時間が減るかを無料期間で測ります。
料金は月額表示ではなく、年払いの総額で比べる
公式サイトの表示価格は税抜です。以下は2026年7月15日に確認した内容で、キャンペーンや料金は変わる可能性があります。
プラン | 公式表示 | 年間の見方 | 検討する人 |
|---|---|---|---|
カンタン | 年払いは月980円相当。月払いは月1,780円 | 年払いは11,760円相当(980円×12、編集部計算) | 自分で内容を確認しながら、スマホで記帳・申告したい |
安心 | 年払い29,800円(月2,483円相当) | 29,800円 | 安心プランで案内される追加の確認・支援機能まで必要 |
レシート郵送 | 年払い59,760円(月4,980円相当) | 59,760円 | 紙のレシート処理を自分で続ける負担が大きい |
月980円という数字だけで決めず、税込の年間支払額、無料期間後の課金開始日、翌年の更新額を登録画面で確認します。副業の取引が少なく、控除や雑所得の申告だけで足りる人は、最初から有料プランを選ばず無料で済む範囲を先に確認します。
できることと、アプリへ任せきれないこと
銀行・カードの明細を取り込み、仕訳候補を作れる
金融機関を連携すると、金額を手入力する負担を減らせます。タックスナップは、取引をプライベートと経費へ振り分ける操作や、勘定科目の候補提示を案内しています。
候補が出ても、取引の目的、家事按分、固定資産、期首残高などの最終確認は本人が行います。自動判定の数字だけを見て確定せず、領収書や明細と一致するかを確認します。
iPhone上で申告書作成と提出まで進められる
公式サイトは、マイナンバーカードを使った申告書提出までアプリで進められると案内しています。PCを開く時間が取りにくい会社員には利点です。
一方、App Storeの説明では、法人の確定申告、不動産所得、農業所得には対応していません。事業が複数ある人や特殊な取引がある人は、必要な申告書を作れるか登録前に確認します。
操作支援と、税理士による個別判断は分ける
アプリ内の案内やAIチャットは、入力や操作で迷う場面の補助になります。ただし、経費にできるか、所得区分をどう判定するか、過去の申告をどう訂正するかといった個別の税務判断は別です。判断に迷う取引がある場合は、税務署または税理士へ確認します。
スマホだけで申告まで進める一連の流れ
タックスナップの独自性は、記帳から提出までをiPhone1台で完結できる点にあります。PCを立ち上げるクラウド会計とは、日々の記帳にかかる動作が違います。実際の流れは次のようになります。
- 銀行・カードを連携する:取引明細を自動で取り込み、金額の手入力を減らす。
- レシートを撮影する:その場でカメラ撮影し、経費として記録する。紙のレシートを溜めてPCで打ち込む作業を挟まない。
- 仕訳候補を確認・修正する:プライベートと経費の振り分け、勘定科目の候補が出るので、通勤や休憩のスキマ時間に確認する。
- マイナンバーカードで提出する:公式サイトの案内では、申告書の作成から提出までアプリ内で進められる。PCとICカードリーダーを用意しなくてよい。
この流れが効くのは、取引件数が少なく、まとまったPC作業の時間を取りにくい会社員です。逆に、月の取引が多い、複数の事業がある、経費を一覧で並べて見直したいといった使い方では、画面の広いPC併用型(弥生・マネーフォワード)のほうが向きます。無料期間で測るべきは画面の見やすさより、この一連の流れが今の自分の記帳時間より短くなるかどうかです。
14日間で確認する7項目
14日間で、対応端末・所得区分・金融機関連携・仕訳修正・年額・サポート・解約と移行を確認します。有料化は実データで作業時間が減るかを見てから決めます。
- 端末:自分のiPhoneとiOSが対応しているか
- 所得区分:申告する所得が対象内か。不動産所得・農業所得は除外
- 連携先:実際に使う銀行・カードを接続できるか
- 仕訳:売上5件、経費5件ほどを入れ、候補を迷わず修正できるか
- 総額:税抜・税込、年払い・月払い、課金開始日をメモしたか
- サポート:必要なのが操作案内か、税務の個別相談かを分けたか
- 出口:解約手順と、記録・証憑を保存または移行する方法を確認したか
試す目的は「画面がきれいか」ではありません。10件ほどの実データで、入力、修正、証憑確認にかかる時間が、今の管理方法より短くなるかを測ります。無料期間の終了日は、登録した日にカレンダーへ入れておくと判断を先送りしません。
iPhoneだけで記帳から申告まで進めたい人は、14日間の無料期間でタックスナップを試せます。使う口座・カードを接続し、10件ほど仕訳を直してから、年払いにする価値があるか判断してください。
不動産所得・農業所得・法人申告は対象外です。無料期間の終了日、課金方法、最新料金は登録画面で確認します。
タックスナップを14日間試す
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弥生・マネーフォワードとどう選び分けるか
候補 | 先に見る条件 | 向く使い方 |
|---|---|---|
タックスナップ | iPhone、対象所得、使う金融機関との連携 | スマホ中心で日々の仕訳から申告まで進めたい |
弥生 | 必要なサポートと年額 | PCも使い、申告機能とサポート段階を選びたい |
マネーフォワード | 使う金融機関との連携と必要機能 | PC・スマホを使い、金融明細の取込を中心に管理したい |
3社を全部契約する必要はありません。同じ売上・経費・カード明細を少量ずつ試し、迷った回数と年間総額で1社に絞ります。弥生とマネーフォワードの現行料金・連携・サポートは、副業の確定申告ソフト比較で確認できます。
タックスナップを急いで契約しなくてよい人
- Android端末を使っている
- 法人申告、不動産所得、農業所得を扱う
- 副業の取引が数件で、無料の記録方法でも迷わない
- すでに別の会計ソフトへ記録が揃い、移行のほうが手間になる
- 複雑な税務判断をアプリだけで解決したい
有料アプリは、申告義務を作るものでも、税務判断の責任を引き受けるものでもありません。年間料金より削減できる時間が小さいなら、今の方法を続ける判断も合理的です。
よくある質問
Androidでも使えますか?
2026年7月15日に確認した公式のApp Store掲載はiPhone用です。Android利用者は、WebやAndroidで使える確定申告ソフトを比較してください。
副業所得が20万円以下でも使う必要がありますか?
アプリの契約と申告義務は別です。一定の給与所得者は、給与・退職所得以外の所得が20万円以下なら所得税の確定申告が不要になる場合があります。ただし、住民税の申告は別に必要です。詳しくは副業20万円以下と住民税申告の違いで確認してください。
タックスナップを使うと会社に副業が伝わりますか?
アプリのインストールや連携が勤務先へ通知される仕組みはありません。むしろ会社に伝わる経路になりやすいのは、確定申告後の住民税の増額です。タックスナップで申告する際も、住民税を給与天引き(特別徴収)にするか自分で納める(普通徴収)にするかは申告時の選択で決まるため、そこを確認してください。普通徴収の選び方は副業分を普通徴収にする手順で整理しています。
次の一歩
- iPhone、所得区分、連携したい銀行・カードが対象か確認する
- 現在の取引件数と、記帳に使っている時間を数える
- 14日間で売上5件・経費5件を試し、年払いの価値を判断する
- 合わなければ弥生・マネーフォワードを同じ取引で比較する
免責事項
本記事は一般的な確定申告アプリ選びの判断材料です。料金、無料期間、対応端末、対象所得、連携先、サポートは変更される可能性があります。契約前にタックスナップ公式サイトと実際の登録・課金画面を確認してください。申告内容の正確性は利用者が確認し、個別の税務判断は税務署または税理士へ相談してください。本記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、報酬の有無で評価を変えていません。
